div style_=LINE-HEIGHT:17pt;TEXT-INDENT:12pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;癌患者の治療に当たっているアメリカの放射線専門医サイモントン博士は、オレゴ/span/fontfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;ン医科大学附属病院の放射線科に勤務した時、思いがけない事実を発見したというのです。自分が治療に当たっていた重症の癌患者の何人かに期待以上の治療効果が現れたというのです。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;　/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;その原因をつきとめてみると、何と効果の現れたすべての患者に共通した特徴が浮かび上がってきたのです。つまり、これらの患者は、自分の病気や、人生に対して積極的な態度、すなわち楽観的な心構えを持っていたのです。/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;/span/fontnbsp;/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;その後、カリフォルニア州のトラビス空軍基地附属病院に転勤となったサイモントン博士は、この事実を医学的に裏づけようとしたのです。そこで、同病院の15名もの癌患者に対して、患者の性格・態度、すなわち心の持ち方と治療効果の相関関係を調べてみたのです。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;　/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;1年6ヵ月の治療期間の後、できるだけ医学的、客観的な判断を下すため、5人の治療担当者の判定を試みた結果は、全くサイモントン博士の推論通りだったというのです。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;　/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;すなわち、治療に対して積極的な態度をもっている患者は、治療に対してよい反応を示し、消極的な態度を持っている患者は、よい反応を示さなかったのです。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;　/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;さて、この話は一体どういうことを意味しているのでしょう。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div div style_=LINE-HEIGHT:17pt;MARGIN:0mm 0mm 0pt; class_=MsoNormalfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;人間は、その心の奥深く眠っているものが躍動し始めると、驚異的な力を発揮するといわれています。それは、その人の心に隠されている潜在意識なのです。/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt; lang=EN-US/span/font/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;/span/fontnbsp;/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;「自己暗示」ということばがあります。自分で心の中にある潜在意識に、自分の願望や考えを繰り返し訴え続けていくと、その効果が行動として現れるのです。この自己暗示はマイナスに働かせれば、自分の能力を抑え込んでしまいます。積極的な心構えで、プラスに使えば、無限の可能性が引き出せるのです。/span/font/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;/span/fontnbsp;/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;つまり、サイモントン博士の調査結果の例でもわかるように、積極的に/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;“/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;治る”/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;“/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;治ってみせる”という自己暗示を潜在意識に働きかけていると、不思議とその自然治癒力がわき起こってきて、放射線治療に相乗効果をもたらすのです。/span/font/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;/span/fontnbsp;/div divfont color=#000000span style_=FONT-SIZE:12pt;逆に、/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;“/spanspan style_=FONT-SIZE:12pt;治りっこない”という暗示を与え続けていると、快方に向かってよさそうな治療をしても、一向に治らず、かえって悪化の傾向をたどることがあるというのです。/span/font/div