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feed 「やる氣の健康学」シリーズ3 第5回「無意識に巣食う「治りたくない願望」」 (2011/12/7 16:15:02)
div class_='wiki'「ムチウチ症というのは、必ずしも治療の難しい病気ではないのに、時にはまったく治らなくなる人もいるんです」──背骨の矯正術の権威であるドクターが、その理由を話してくれたことがあります。br /  br /  思わぬ時に後ろから車をぶつけられ、首が回らなくなった患者の中には、1年も2年も通院する人がいるというのです。本人にとっては大変な災難に違いありません。しかし、それが簡単に治る人もいれば、非常に長引く人もいるのです。どうしてそういうことが起きるのでしょうか。br /  br /  そのドクターの説明によると、治療が長引く人は、概して加害者との話し合いがこじれている場合が多いといいます。事故のあと、加害者から誠意あるあいさつが来なかったり、治療費でもめたりすると、いつまでも痛みが抜けないそうです。病気のことは専門外なので断定的なことは言えませんが、この話にはうなずけるところもあります。br /  br /  こうした心の働きを「失敗する意思」と、AIA・心のアドベンチャーでは呼んでいます。本人は病気を治したいと思っているつもりなのに、心の奥底では「むしろ治らないほうがいい」と望んでいるのです。「治したくない」という意思が働いているのです。もしこのまま病気が治ってしまえば、相手から「やっぱりたいしたことなかったじゃないか」と言われるのではないか、そうなると治療費の交渉もますますこじれてしまう。そんなことを無意識のうちに考えている場合もあるのです。br /  br /  こんな悪魔のささやきに気がついた人はいないでしょうか。子どもの頃を振り返ってみると、こんなことに思い当たることがあります。br / /divbr / div class_='wiki' クラス対抗のリレー競走で、自分はアンカーでした。自分のチームの選手がトップで走って来ました。本当なら喜ぶべきことなのに、そのとき自分は「できることなら遅れて来てほしい、途中でバトンでも落としてほしい」という気持ちにかられていたのです。「その方が気が楽なのにな」と心の中で考えるのです。その結果は、バトンタッチをミスしてしまうのです。br /  br /  人は常に成功をめざし、向上心にあふれているとは限らないのです。ときには失敗することによって、自分の意思を表明することだってあるのです。br /  日々の生活の中で、仕事やスポーツでまた困難に直面した時など、失敗してしまった方が楽だと思うことがあります。br / /divbr / div class_='wiki' さて、あなたの「失敗しようとする意思」には、どんなものがあるでしょうか。br / /div

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