自分の中にもう一人の力持ちがいる。

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feed 「やる氣の健康学」シリーズ3 第7回「たくさんの美点と少しの短所」 (2012/1/5 13:15:34)
div class_='wiki' かつて、人間関係の講座の参加者に、あなた方にいやな気持ちを起こさせてしまって、どうしても寛容でいられない状況や人物を書き出して提出して下さい、と頼んだことがあります。br / /divbr / div class_='wiki' 「礼儀を知らない人」「自分のことしか話さない人」「大声でのべつまくし立てる人」「のらりくらりしている人」「きつい仕事を終えて家に帰ったとき、家中が片づいていないとき」「約束の時間に現れない人を待つとき」「心配りが浅い人」「やたらと人のうわさをする人」「人の欠点ばかりしゃべる人」……br /  br /  これは、その答えのほんの一部ですが、世の中にはたくさんの寛容でいられない状況があります。br /  こうした状況は、私たちの神経エネルギーをふだんの3、4倍必要とし、精神的スタミナを浪費してしまいます。では、どうしたらこのような状況に対し、寛容になれるのでしょうか。br /  br /  こんな話がAIA・心のアドベンチャーの研修の中で紹介されています。ある日、村のガキ大将が子供たちを集めて得々として言いました。「おれ、いいことを思いついたんだ。おれの考えた質問には、あのおいぼれ(、、、、)仙人も絶対に正しい答えはできないぞ!」br / 「というのはな、小鳥を一羽捕まえたのさ。こいつを両手に隠してあいつのところに行ってみようぜ。こいつが生きているか死んでいるかを当てさせるのさ。もし、あいつが『生きている』と答えたら、おれは何食わぬ顔でこの小鳥の首をそっと締めてあいつの足元に放り投げてやる。もし、『死んでいる』と言ったら、何にもせずに小鳥を飛ばせてやろうじゃないか!」br / /divbr / div class_='wiki' 仙人に会うや、ガキ大将は言いました。「仙人さま、ぼくが持っている小鳥が生きているか死んでいるか、わかるかい?」br / /divbr / div class_='wiki' 年老いた仙人はしばし黙想していたが、やがて口を開きました。br / 「子供よ、その答えは、おまえの手が握っている」br / /divbr / div class_='wiki' 寛容についても同じです。わたしたちが寛容になれるかどうか、その答えは私たちの手中にあるのです。なぜなら、自分の思考を選びとる権利の大部分は、私たち自身が握っているからです。他人を憎むのも、批判するのも、とがめ立てるのも、そういった考え方を自分の心の中から選び出したのは私たち自身なのです。br /  br /  寛容、それは言い換えれば、ただ単に他人をあるがままに受け入れるということかも知れません。あるがままの他人、それは、たくさんの美点と少しの欠点を持っているからです。br / /div

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