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「やる氣の健康学」シリーズ3 第12回「アポロ・シンドロームとは何か」
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
「やる氣の健康学」シリーズ3 第12回「アポロ・シンドロームとは何か」 (2012/2/23 15:56:41)
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「やる氣の健康学」シリーズ3 第12回「アポロ・シンドロームとは何か」 (2012/2/23 15:56:41)
div class_='wiki'チームワークを最大限に発揮する集団をつくるにはどうしたらよいでしょうか。br /
もし、あなたがチームをつくる場合、優秀なメンバーを選んで、強力なチームをつくることができるとしたらどうするでしょうか。仮に、頭のよい人、理想的な人を自由に選べるとしたらどうしますか。br
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class_='wiki'実は、こうしたチームを作って九年以上も独創的な実験をした研究グル-プがあったのです。英国のヘンリーにあるヨーロッパ最古の経営大学(the
Administrative Staff College, Henley)とケンブリッジにある産業研修研究所(the Industrial Training Research Unit from
Cambridge)が共同で行った研究です。br /
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class_='wiki'チーム実験のプロジェクトのリーダーシップを取ったメレディス・ベルビン博士は、実験的に1チームの構成が5人前後のチームを120作り、「マネジメントチーム」と呼んだのです。その中でも画期的な試みは、知的能力がそれぞれ違うチームを編成したことでした。そして、頭脳優秀なチームを知的能力が劣るチームと比較したのです。br
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また、知的能力の高いメンバーを揃えたチームにはアポロ・カンパニーという名前を付けました。当時、アメリカが月面着陸に成功したアポロ計画にちなんだ名前です。br
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class_='wiki'結果は思いがけないものとなったのです。知的能力が決め手になる演習で、賢い人々のチームが勝つのは当然と思われて結成されたアポロチームが最下位に終わったのです。なぜかというと、アポロ・カンパニーのメンバーは、実を結ばない議論に長い無駄な時間をかけていたのです。各自が自分の考えを他のメンバーに納得させようとしていたのです。br
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class_='wiki'「わが身かわいさ」からか、誰一人持論を曲げず、また相手の意見を変えることもできなかったのです。まとまりを欠き、非現実的な論争に終始し、意思決定ができないまま制限時間を迎えてしまったのです。br
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class_='wiki'数年間に25のアポロ・カンパニーを作ったのですが、その内、成功したのは3回だけだったというのです。聡明な人々が集まったカンパニーがこれほど失敗するとは、だれにも予測できませんでした。br
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アポロ・カンパニーは、“優秀だといわれる人財”を持つ有利な条件を持ちながら、成績は平均すると、他のチーム以下だったのです。br
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class_='wiki'優秀な人財やスキルの高い技術者を採用した企業で、考えもつかない事故を起こしたりすることがあります。このような現象を「アポロ・シンドローム」と呼んでいます。br
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