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link GDIブログ・げん氣の扉 GDIブログ・げん氣の扉 (2017/3/30 10:00:33)

feed セールスマンシップの鍵―その2「しゃべりすぎは失敗のもと」 (2012/3/22 13:10:01)
div class_='wiki'『トム・ソーヤの冒険』を書いたマーク・トゥエインがある教会での出来事について、次のようなエピソードを残しています。br /  br / 日曜日の礼拝に出かけたときのこと、トゥエインは雄弁な牧師の説教に大変心を動かされました。キリストの弟子たちの苦しみと努力が、感動的に語られたのです。「献金のとき二十五セント出そう」トゥエインは心の中でつぶやきました。br / /divbr / div class_='wiki'説教はなおも続き、牧師の話しぶりにいっそう熱がこもりました。「二十五セントといわず一ドル出そう。いや、いっそのこと五ドルにしよう」。br / /divbr / div class_='wiki'話が進むにつれ、トゥエインの心はいよいよ高ぶり、ついには十ドル出しでも惜しくないという気持ちにさえなったのです。説教はさらに続きました。牧師は自分の話しぶりに酔っているようにすらみえました。ところが、説教が長びくに従って、トゥエインの心に退屈さが芽生えてきたのです。br / /divbr / div class_='wiki'「いくら何でも、十ドルも出す必要はないんじゃなかろうか」br / そんな気分になったとたん、彼にはその説教が急に面白くなくなってしまいました。心に決めた献金額も五ドルから一ドルになり、さらに二十五セントへと下がっていったのです。そして献金皿が回ってきたとき、彼はカネを出すどころか、その皿にのっていた五セントを帰りの車代として失敬してしまった、というのです。br / /divbr / div class_='wiki'人は、自分の仕事について知りすぎるということはないはずです。知識はいくらあっても邪魔にはなりません。しかし、たいていの人は、それをしゃべりすぎて失敗するのです。セールスパーソンなら、自分が売りたい品物の説明を長々とやって相手をうんざりさせることがよくあるでしょうし、親も、自分の考えを子どもたちに吹き込もうとするあまり敬遠されてしまうことがよくあります。br / /divbr / div class_='wiki'子どもたちに何を語りかけるかは、親が自分勝手に決めない方がよいことがあります。まず、子どもの話をじっと聴き、彼らの直面している問題を解決することが先です。子どもの悩みをしっかり把握できるだけの洞察力があれば、決してしゃべりすぎることもないでしょう。br / /divbr / div class_='wiki'昔、俳優のロバートレッドフォードが初めて監督し、アカデミー作品賞を受賞した「普通の人々」という映画を観たことがありました。この作品の中で、監督が伝えようとしたメッセージは、決して難解なものではありません。簡単にいってしまえば、「親はもっと子どもたちの言葉に耳を傾けよう」ということでしょう。br / /divbr / div class_='wiki'「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざがあります。これは「人の話を聴くのは、人前で話すよりずっと難しい」ということに違いありません。br / /div

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