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feed セールスマンシップの鍵―その10「さりげなくイエスと言ってもらう」 (2012/7/25 17:48:46)
div class_='wiki'聖書には「ノー」という言葉が1,376回出てくるのに対し、「イエス」は4回だけです。イエス・キリストと言うのにもかかわらずです。br / /divbr / div class_='wiki'ミネソタ大学の社会人類学研究所の社会科学者マーク・スナイダー氏らが、興味ある調査をしました。彼らは電話帳から無作為に選び出した30人に電話をかけ、ある公共サービス団体のために、八つの調査質問に答えてもらえるかどうかを尋ねたのです。拒絶したのは30人中5人だけでした。br / /divbr / div class_='wiki'次に同じように選んだ別の30人に、同じく公共サービス団体のために50の質問に答えてくれないかと依頼したところ、拒絶者は30人中24人であったというのです。br /  br / 二日後、最初のグループで「イエス」と答えた25人、および二番目のグループで「ノー」と答えた24人、それに新たに選んだ30人に電話をかけ、調査のために30の質問に答えてくれるか、と質問しました。br /  br / すると八つの質問を受け入れた第一のグループでは70%近くが「イエス」と答えたのに対し、50の質問を拒絶した第二のグループでは「イエス」と答えた人はわずか12%、第三のグループでは33%が「イエス」と答えたといいます。br /  br / つまり「イエス」と答えた人は、次の頼みに対しても「イエス」と答え続けることが多いという結果が出たのです。そして、イエスと答え続けてもらうためには、最初「イエス」と答えやすい状況を作った方が良いことも示しています。br /  br / 話が多少ややこしくなってしまいましたが、要するに相手に「イエス」と言ってもらうためには、最初は簡単な頼み、相手が必ず「イエス」と答えるであろう頼みをするに限るということなのです。br /  br / 実際、喫茶店のウエートレスは、こんなしち面倒くさい調査研究の話をするまでもなく、この事実を勘づいているらしいのです。「コーヒーにしますか、それとも紅茶にいたしますか」と切り出すのは彼女たち得意の手。こうすれば「いらない」という返事が返ってくる確率が低下し、肯定的な返事、すなわち「イエス」の確認を重ねることになるのです。br /  br / セールスのバイブルといわれる「テキストブック・オブ・セールスマンシップを書いたR・H・ブスカーク博士は、この手法を“確認を重ねる”クロージング法と呼んでいます。この手法をウエートレスの専用にしておく手はないのです。あなたも仕事の場で、あるいは家庭で相手を説得し、やる氣を起こさせるときに大いに活用してみてはどうでしょうか。br / /div

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