自分の中にもう一人の力持ちがいる。

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feed 心の持ち方で人生は変わる―その6「『有言実行』は日頃の精進あってこそ」 (2012/12/14 14:49:13)
div class_='wiki'日本の電機業界のトップグループを走る日立製作所。独自の技術力とバイタリティーから、よく“野武士の集団”と評されます。その頂点に立ったことがある三田勝茂氏は、日立としては戦後に大学を出た初の社長でした。br / /divbr / div class_='wiki'当時、コンピューター大手3社の社長は富士通(山本卓真社長)、日本電気(関本忠弘社長)、日立と、いずれも50代のテクノクラートがそろいました。三田さんは7時に自宅を出て8時には会社に到着。5時半には退社、10時には就寝という規則正しさ。宴会は原則として出ないとのこと。br / /divbr / div class_='wiki'「やる氣を失ったことなんてないよ」と言い切るあたり、いかにも技術者らしい自信にあふれています。やる氣については、中学か高校の時に読んだ本の一節が忘れられないと言います。br / 「人間はだれでも平等に幸運の女神が近づいて握手を求めているのに、それに応じようとする人が何と少ないことか」。br / /divbr / div class_='wiki'幸運の女神は後ろ髪がないので、通り過ぎたら、つかむことができないというのです。br / 「リップ・ヴァン・ウィンクル」(ワシントン・アーヴィング作)の中の一節だったと三田さんは記憶していますが、それに関連した次のような体験を話してくれました。br / /divbr / div class_='wiki'日立工場で設計部長をしていた時のこと。自己申告制度で「新しい仕事に挑戦したいが、できたら1、2年海外に留学したい」と書いた部下が4人いました。そこへ本社から、海外留学の選考試験があるので受験者を推薦してくれという連絡が入ったのです。ただし試験は一度受けて落ちると、次はもう受けられないという制度でした。GE(ゼネラル・エレクトリック)の発祥地、アメリカのスケネクタディでパワーシステム・エンジニアリングの勉強をした経験のある三田さんは、早速、4人に受験を勧めました。br / /divbr / div class_='wiki'ところが4人とも、「今年は遠慮させていただきます」という返事でした。それから20年くらい経った後も、その4人は外国で仕事をしたり留学するチャンスがあったとは聞いていなかったそうです。幸運の女神の握手に応じなかったせいでしょうか。br / /divbr / div class_='wiki'三田さんのモットーは「有言実行」。何でも言い合い、言い出しっぺが実行に移す。ところが大方のサラリーマンの不満は、往々にして日頃の精進や努力の裏づけなしの“自信”から出ています。そのため、肝心のチャンスが巡って来た時には、間に合わなくなるのです。br / /divbr / div class_='wiki'たとえば、職場で何かのポジションが空いたときでも、「あいつでは無理だよ」ということになってしまいます。そこで三田さんは、言い出したら自分でやって結果を出す「有言実行」を説くというのです。br / /div

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