自分の中にもう一人の力持ちがいる。

  ホーム >> RSS >> 心の持ち方で人生は変わる―その10「寡占で滅び、多律共生の力(多生力)で栄える」

RSS

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link GDIブログ・げん氣の扉 GDIブログ・げん氣の扉 (2017/3/30 10:00:33)

feed 心の持ち方で人生は変わる―その10「寡占で滅び、多律共生の力(多生力)で栄える」 (2013/3/25 13:43:33)
div class_='wiki'日本経済新聞論説主幹として活躍し、ボーン国際記者賞を受賞したジャーナリストの武山泰雄氏が、かつbr / てアメリカの寡占経済の構造を分析したことがありました。その彼が亡くなる4年ほど前から「日本の問br / 題は寡占にある」と言い続けていたのです。br / /divbr / div class_='wiki'2006年にノーベル平和賞を受賞し、バングラデシュ・グラミン銀行を創設したムハマド・ユヌス氏も「寡br / 占や独占は大きな問題である」と主張する一人です。1974年のバングラデシュ大飢饉の後、ユヌス氏が当br / 時勤務していたチッタゴン大学近くのジョブラ村の貧しい42世帯に計27ドルを貸し出したことから始まっbr / たマイクロファイナンスは、今や世界中での国々で展開されています。またノーベル賞受賞記念講演で提br / 唱し、2008年に出版された「Creating a World Without Poverty:Social Business and the Future ofbr / div class_='indent' Capitalism」(「貧困のない世界を創る―ソーシャルビジネスと新しい資本主義」、早川書房刊)で述br / /div べられている、資本主義を救う二十一世紀の新しいビジネスモデルとしての「ソーシャルビジネス(Socibr / al Business)は、世界中で話題になり、日本でもその芽が広がりつつあります。br / /divbr / div class_='wiki'2009年9月下旬に北海道大学での名誉博士号授与と記念講演にため来日した際に話し合った時も、「独br / 占・寡占によって特定の企業が利益を多く得ている場合には、市場が反応してより多くの資本家が参加br / し、また他の企業が参加し、競争が発生すると市場原理では考えられています。br / /divbr / div class_='wiki'しかし、実際にはなかなかそうなりません。市場の50%以上のシェアを取るようになると、企業が強くなbr / りすぎてしまい、新たに他の誰かが起業して参入しようとしても、資金がかかりすぎるので、競争できなbr / い、競争が生み出されていかないわけです。非常に大きな企業となり、政府の意思決定にも関与して影響br / を及ぼそうとするのです。br / /divbr / div class_='wiki'また、寡占的企業はPMB(Profit Maximizing Business=利益追求型ビジネス)のことしか考えない傾向がbr / 特に強く、『利他の心』」はありません。資本主義システムそのものを崩壊に導きかねません。」と語っbr / ていました(「財界」2010年2月9日号インタビュー記事第1回「マイクロファイナンスは途上国の経済発br / 展にどこまで貢献できるか」及び2月23日号第2回「日本は『利他の心』で世界に貢献していって欲しい」br / 参照)。br / /divbr / div class_='wiki'「利他の心」とは、他人の利益をはかることで、日本に古くからある哲学です。ユヌス氏も「ソーシャルbr / ビジネスは日本人の心の中にある考え方ではないか」と語っています。自分だけよければよいというのでbr / はなく、他の人も含めて全体の利益を考えることが大切な時代に入りました。br / /divbr / div class_='wiki'独占及び寡占的な傾向は、一人ひとりのやる氣を阻害し、チームやグループの潜在的な能力を発揮させなbr / い大きな要因となっている社会経済システムといえます。それに、ようやく人々は気づき始めているのでbr / す。br / /div

execution time : 0.052 sec