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feed 意欲の源泉は何か―その10「父子のコミュニケーション不足を補う」 (2014/7/30 10:14:24)
「ペアレンティング」という言葉を見聞きすることがあります。「親になるための訓練」などと訳されるのでしょうか。価値観が激変する現代では、親も勉強しないと、積極的でやる氣のある子どもを育てられないという認識が広がっているのです。 “子どもを勇気づけ、やる氣を起こす親のため”のプログラム「STEP勇気づけセミナー」に「家族会議」の提案があります。「ウチでは四六時中家族会議ですよ」といった家族もあるかも知れませんが、これは親の権威でまとめる会議ではなく、親も子も尊重されるべき個人として扱われ、議長も全員で回り持ち。 そして家庭内のいろいろな問題を話し合い、仕事の分担を決め、レクリエーションを計画し、家族全体の「やる氣」を高めようという趣旨なのです。 例えば、家族会議がこんな具合に行われたとします。テーマは子どものテレビ視聴時間です。 あなたはテレビをだらだらと見ることには反対で、子どもの視聴時間も長い方ではないかもしれません。しかし、このところ少しずつ長くなってきているので、あなたは「一日おきに一時間」を提案しました。 妻「一日おきだと、好きな番組が選べなくなるわね」。 子「そうだよ。ぼくは週に三日でいいから、金、土、日にして」。 あなた「いいだろう。で、何みたいの」。 子「金曜は『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』、土曜は『天才!志村どうぶつ園』、日曜は『行列のできる法律相談所』」。 妻「でも、日曜の『行列のできる法律相談所……』は少し遅すぎるわ。月曜の朝は寝坊して遅れそうになるんだから……」。 子「じゃあ、午前中の『ワンピース』でいいけど、『行列のできる法律相談所』と一週おきでいい?」。 妻・あなた「まあ、いいでしょう」。   という次第ですが、最後は子どもと妻に古くなったテレビの買い替えを提案され、これも認めさせられました。 父親の場合、日頃子どもとのコミュニケーションが母親に比べて希薄になりがちです。それをどう補っていくか。家族会議はその足がかりとして期待できると思っています。

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