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feed あなた自身を理解するもう一つの方法(2) (2009/10/6 17:02:29)
感じたままに行動すると… あなたの中にある、あなた自身で作りあげてきた感情は、どう行動に表れるでしょうか。 あなたが実際に先ほどのベルボーイだったら、きっと“自分の感じたとおりに行動する”と思わないでしょうか。これは、あなたが子供の頃にとっていた行動とほぼ同じだと言えます。 ふくれっ面をしたり、叫んだり、不平を言ったり、失敗を人のせいにしたり、怒りや不快感、軽べつが行動を支配する時は、人は子供の頃に戻っているのです。逆に、笑ったり、相手を抱擁したり、おしゃべりを楽しんだり、泳いだり絵を描いたりしている時も、子供の頃と同じ感情で行動しています。 何かうまい方法はないものだろうか 多少の努力と決意は必要ですが、感情はコントロールできるし、うまく利用することも可能です。これまでの例は、すべて感情が行動を決定した例です。こういう場合、人は心の中で「感ずるままに行動するんだ」とか「おまえは私の感じたままに行動しなければならない」とつぶやいています。 こういう言葉は、一種の宣言であって、その時の感情を強化し、永続させる作用を持っています。要するに、このような言葉をとり除けばよいのです。この言葉が、あなたの頭にある限り、行動やものの考え方は、感情の影響をどうしても受けてしまいます。そこで、次のような積極的な宣言をしてみましょう。 「私が、今、感じていることはどうにもならない。しかし、私がどう考え、どう行動するかは自分で決めることができる」 ここでは、とにかく感情には、理屈も意志もないということを確認することです。感情は、愚かで気まぐれなものなのです。何かマイナスの感情を持とうと思って持つわけではなく、どうしても出てきてしまうものなのです。あなたの車の前をのろのろ走って、通行のじゃまをしているドライバーに腹を立てたのは、腹を立てようと思ったからではないはずです。 古い友人の不幸を知って悲しくなったのも、重箱の隅をつつくのが好きな同僚にいら立つのも、仕事がうまく行かず、心身ともに疲れはててしまったのも、雨の月曜日だからといって、何となく気が重いのも、あなたがそうしようと思ったからではないでしょう。 でも、そういう気持ちになってしまったことは事実です。だからといって、あなたは操り人形のように、こういう感情に振り回されたままでよいのでしょうか?そういう感情を横に置いて、よい結果を生む行動に出るか?そのためには、次のような宣言を行うとよいでしょう。 「私が、今、感じていることはどうにもならない。しかし、私がどう考え、どう行動するかは自分で決めることができる」

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