自分の中にもう一人の力持ちがいる。

  ホーム >> RSS >> あなた自身を理解するもう一つの方法(3)

RSS

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link GDIブログ・げん氣の扉 GDIブログ・げん氣の扉 (2017/3/30 10:00:33)

feed あなた自身を理解するもう一つの方法(3) (2009/10/9 14:51:28)
行動も感情が左右する いくら固い意志を持っていても、自分の感情を100%、コントロールすることはできません。例えば、気分が落ち込んでいて、憂鬱になっている状態の時に、いすにすわって楽しいことを考えるだけで、気分を盛りあげ、やる気を起こすのは、大変難しいことです。 しかし、行動なら、意志でコントロールできます。楽しそうに行動すれば、気持ちも楽しくなってきます。忍耐強く行動すれば、精神的にも忍耐強くなります。興奮した態度をとると、気持ちも興奮してきます。 この宣言文を利用しているうちに、次第に宣言文を使う回数も減ってきまする。なぜなら、今まで暴走していた感情が、だんだん落ち着いてきて、扱いやすくなるからです。 そして、いつの日か、信じられないようなことですが、「今、私が抱いている感情は、私の自由にできる」というふうに変わっていくはずです。 こうなれば、いろいろな状況や人間関係におけるあなたの行動をコントロールするのは、あなたの理性であって、それまでの気まぐれや混乱した感情ではなくなります。 すべてはあなた次第 だんだん大人として行動するようになり、感情をプラスのエネルギーとして積極的に利用し始めると、すべてのことが自分次第だと分かってくるはずです。責任はすべてあなたのものだからです。 「仕事のために緊張してストレスがたまる」というのは、仕事が悪いのではなく、あなた自身がストレスを作りあげているのです。「女房の小言を聞いていると、気が滅入る」というのも違います。奥さんがあなたの気を滅入らせているわけではなく、あなた自身がそうさせているのです。 要するに、あなたがどう感じるかは、すべてあなた自身の責任だということです。その時々の人や状況が、その感情のきっかけにはなり得ても、どう感じ、どういう感情を抱くかは、あなた自身の問題です。感情はあなた自身が作りあげたものに他なりません。 自分が抱いた感情や気持ちをすべて他人のせいにしていても、どうにもなりませんし、何も得るところはない、いやな気持ち、悪い感情を抱いた時は、あなた以外にそれを解決する人間はいないのです。ただ自分が悪いのだと思ってはいけません。家庭内でトラブルを起こしたり、仲間割れしたり、問題児の生徒にいらいらしたり、なまけたい気分になったりしても、自分の感情にこだわり、良心の呵責や罪の意識にさいなまれることはありません。 怒り、嫉妬、憎悪、恐怖、疑念、そして落胆といった感情を少しでも自分の中に見つけると、それだけで自分が罪を犯しているような気分に陥ってしまうことがあります。でもよく考えてみましょう。あなたは人間なのですから、悪い感情を持ったり、いやな気分にならないほうがおかしいのではないでしょうか。 ただ、こういった感情が、行動にも表れ始めたら、注意しなければなりません。その時には、「私が、今、感じていることはどうにもならない。しかし、私がどう考え、どう行動するかは自分で決めることができる」という自己宣言文を思い出しましょう。 感ずるがままに 最後に一言。感情というものは、往々にして問題を起こしやすいものだと言えます。ここで感情を扱ったのも、そのためです。しかし、感情は、本来素晴らしいものなのです。幸せ、成功、よろこび、笑い、これらは。、すべて感情です。感情こそ人生を張りのあるものにしています。感情があって初めて、生きていたいと思うものなのです。感情がなければ人生は単調で、何の価値もなくなってしまうのではないでしょうか。感情を自由に遊ばせ、感ずるままに感じ、そしてそれを楽しむことを覚えましょう。感情というものが分かってくると、それを上手にコントロールできるようになり、そして、生きることの素晴らしさ、楽しさが理解できるようになるでしょう。そしてあなたの人生は、そのとおり楽しく素晴らしいものになるはずです。

execution time : 0.061 sec