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feed 長寿の第一の秘訣は「生きがいを持つ」 (2016/10/18 16:43:49)
今や、日本は世界でもトップクラスの長寿国になってきています。平成10年には百歳以上の人達が 約1万人だったのが、今年平成28年には6万5692人にのぼっています。長年、百歳以上の人達について、 その長寿を達成できた健康法などについて調べてこられた、元日本薬科大学健康薬学科講師の大前巌氏 によると、長寿の秘訣として三つ要因があげられるといいます。すなわち、(1)生きがいを持つ、 (2)くよくよしない、(3)腹八分、で 第一の「生きがいを持つ」ことは、時に医学の常識では考えられないような強力な作用を身体に及ぼす ことができるといいます。それは、末期がんの患者であっても、「生きがい」を与えることで、信じら れないような自然治癒力が生じてその病を回復させることができるほどだというのです。 逆に「生きがいの喪失」は、健康を害し、病気になってしまうほどです。多くの長寿の人達は、この 生きがいの身体に及ぼす効果を体験し、その効用の大きさを認識できたおかげで、いつも生きがいを 持って生き続けられたと考えられます。 オーストリアの心理学者のビクター・フランクルが書いた『夜と霧』(霜山徳爾訳、みすず書房)は、 人間が苛酷な条件下で生き抜くためには生きがいほど大切なものはないことを証明した貴重な体験記と いえます。 著者が過ごしたアウシュビッツ強制収容所では、ごくわずかの人が生き残っており、フランクルもその 一人でした。強制収容所で生き残れた人は彼のように、どんなことをしてでも生き延びて何かをしたい と強い決意と目標を持っていた人だと言われています。 例えば、1944年のクリスマスから、1945年の正月の間には、収容所では未だかつてなかった程の大勢の 死亡者が出ています。このことについて収容所の医長も、この原因は囚人の多数がクリスマスには家に 帰れるだろうという、世間で行われる素朴な希望に身を委せた事実であると考えられています。つまり、 この期間に、労働条件、栄養状態、天候の悪化などによるものでなく、生きる目標の喪失により免疫力 が低下し、発疹チフスなどの伝染病になり死亡したことを指摘しています。 生きがいは、仕事でも趣味でも家庭でも何にでも求められます。人それぞれですから、「生きていく上 での張り合い」を強く感じられるものであればよいと思います。 では、まだ何も生きがいを見出せない人の場合はどうしたらよいでしょうか。まず、現実を見ることで す。人間は困難な問題に直面すると、とかくその現実から逃避しようとしがちですが、結局は何も解決 しないまま悩み、苦しみ続けるだけになりかねません。現実を受け入れることは簡単ではないかも知れ ません。 しかし、だからこそAIA精神で気持ちを強く前向きに切り換え、「あるがままを受け入れる」心構えで、 現実を肯定することから始めようではありませんか。その現実の世界を一歩一歩改善し、少しずつ解決 の方向を模索するのです。その過程で、自分の夢や人生の目標や目的、志(こころざし)を明確にしていく ことができるのではないでしょうか。そうなれば、自分の生きる意味や哲学・信念もはっきりしてくる でしょう。

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