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いつもほほ笑みを(3)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
いつもほほ笑みを(3) (2009/10/27 9:00:18)
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いつもほほ笑みを(3) (2009/10/27 9:00:18)
心の底からほほ笑むために
ほほ笑む習慣を身につけるためには、いろいろな方法で練習してみるとよいでしょう。次にその一つを紹
介します。
鏡に自分の顔を映し、ほほ笑みながら、アイウエオを発音してみましょう。
「ア」と発音すると、親しげで、楽しげな笑顔になります。
「イ」は、面白おかしい時の笑顔です。
「ウ」は、ごく気さくな、「あなたとお近づきになれてうれしい」という笑顔です。
「エ」は、道で通りあわせた、見知らぬ人に対するほほ笑みです。
「オ」は、いたずらっぼく、はにかみながら、「愉快にやっています」というほほ笑みです。
鏡に映った顔を見ながら、あなたは、きっと、自分のほほ笑んだ顔がそれほどよくない、と思うかもしれません。しかし、それは間違っています。自分の感情をうまく表現するのが難しいだけなのです。
自分の本当の気持ちを、あからさまにすることは、誰だっていやなものです。けれども、それにあまりこだわっていると、普通にほほ笑んだつもりでも、こわばった、ぎこちない笑顔になってしまいます。
上手にほほ笑むことができないのなら、独りで、こっそりと練習しましょう。目、まゆ、口などをうまく使って、ほほ笑んでみるのです。
意識的に、気持ちを楽にして、心から笑ってみましょう。笑顔によって、あなただけでなく、他の人の毎日の生活にも、喜びと明るさを加えよう、という気持ちが大切です。贈りものの中で、ほほ笑みほど安いものはありません。そして、ほほ笑みほど、たくさんの人にあげられる贈りものもないのです。
古代のタルムード(ユダヤ教の法律とその解説、伝承を集めたもの)にも、「人を接待する時は、ミルクを差し出すよりも、笑顔をみせよ」とあります。
ほほ笑む習慣が身についている人には、どんな困難をも恐れない力とアイデアが湧いてくるものです。
人生が、歌のように、よどみなく流れている時
陽気にするのは、だれにでもできる!
しかし、なにもかもがうまくいかない時でもなお、
ほほ笑もうと努力する人こそ、すぐれた人である。
自分のために、そして他の人のために、今日という日を幸せな日にしましょう。それには、まずほほ笑むことです。素晴らしいこの習慣を、すぐ身につけましょう。
にっこりと笑うのも推譲(すいじよう)だ
二宮尊徳は「布施(ふせ)=人に施(ほどこ)す」という考え方を「推譲(すいじよう)」と言いました。推譲とは、人を推薦して自らは譲ることです。
尊徳は、金のない人はいい考えを出すのも推譲、金のない人は体で奉仕するのも推譲、才能のあるものは才能を施せば、それが推譲だと言っています。推譲はお金に限ったことではありません。体力も財力も話す知恵もない人は、にっこり笑うだけでもよいのです。にっこり笑えば、みんなが気持ちよくなるから、それも推譲だと。
とにかく、譲という気持ちを土台にして生きることが、円満に繁盛する人生哲学だと尊徳は言っています。
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