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他人の成功に手を貸そう(1)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
他人の成功に手を貸そう(1) (2009/10/30 13:08:04)
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他人の成功に手を貸そう(1) (2009/10/30 13:08:04)
人生で成功するための公式は、それほど複雑なものではありません。肝心なことは、何かをやりとげればよいのです。そのためには、次の3つの方法があります。
1.自分自身でする。
2.人の手を借りる。
3.人に手を貸す。
自分自身でするという第1の方法は、確かによいやり方ですが、一人でできることには限りがあります。どんなに頑張っても、自分が費やした時間と、払った努力に見合った程度の成果しか得られません。
目覚ましい成功を成し遂げた人々を調べてみると、多くの場合、他の人の協力で、目的を達成しています。
彼らは、物事を達成するには、人の手を借りるのと、人に手を貸すのと、二通りの方法があるのを心得ていたのです。
人に手を貸すという考えは、私たちが見落としがちな着想だけに、とりわけ興味があります。他の人の仕事を手伝うことによって、自分も業績をあげ、成功をおさめるという方法です。
言い換えれば、人が成功できるように後押しすることが、自分の成功につながる、という考えです。
営業部長は、部下の営業担当者の成績が上がるように面倒を見ます。その結果、売上額が増えれば、部長も点数を稼げるのです。
営業担当者は、お客様の商売が繁盛するように協力すれば、自分も取引きを増やせるのです。
会社員は、会社の業績向上や、自分の上司の出世に貢献して、初めて自分の昇進の道が開けます。あなたは上司に向かって「あなたが業績をあげて、認められるように、私は一生懸命働くつもりです。」と言えるでしょうか。言えるとしたら、そのことが分かっていると言えます。
こう考えると、人に手を貸す時のルールを飲み込んでおくことが、あなた自身の成功のために非常に大切であるのが分かるでしょう。
次に、他の人がより大きな成果をあげられるようにするためのルールを説明しましょう。
1.消極的な考えはすべて取り除け
心の中から、人に追い越されはしまいか、という不安やねたみをすべて払いのけましょう。追い越されたからどうだというのでしょうか?もしかしたら、その人はあなたを引き立ててくれるかもしれません。
ディックという営業マンの場合がそうでした。彼は新入りのトムの面倒をよく身てあげました。お陰で、トムは行く先々で評判をとり、一人前の立派な営業マンになりました。トムの成績は抜群で、やがて営業部長になりました。彼は、トムの部下として、懸命に働き続けました。販売記録は次々に更新され、ついにトムは副社長に抜てきされたのです。
するとトムは、ディックを営業部長に任命しました。もし、ディックがトムの昇進をねたんで、足をひっぱったり、がっかりして仕事に精を出さなかったら、どうなっていたでしょうか?営業部長どころか、依然としてヒラの営業マンでいたでしょう。
人のために尽くそうという気持ちに、不純なものが混じっていてはなりません。人の成功を見て自分を哀れんだり、羨やんだり、妬んだりする感情は、一切持ってはいけないのです。
あなたが、他の人の成功を心から願い、支援する、という誠実な心構えを身につけるには、次のようにするとよいでしょう。
a.自分自身の利益だけを目的にして、人に手を貸してはならない。
b.自分のために尽力させようという下心を持って、人に手を貸してはならない。
c.目をかけてもらいたいばかりに、人に手を貸してはならない。
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