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feed 人間的成長へのお誘い(3) (2009/12/7 13:06:41)
指導者のつとめは、部下の「内発的やる気」を起こさせることです ロンドンに世界でも有数のデパートを開いたセルフリッジは、人の能力を育てる才能に恵まれていました。彼は、リーダーとして事業に成功したのですが、経営者をリーダーとボスという二つのタイプに分け、次のように比較対照しています。 ボスは部下をあごで使い、リーダーは鍛える。 ボスは部下に権力をふりかざし、リーダーは部下のやる気に期待する。 ボスは「私」と言い、リーダーは「われわれ」と言う。 ボスは失敗の責任を部下に問い、リーダーは問題の解決を図る。 ボスは仕事のやり方を知っているだけだが、リーダーは自分でやってみせる。 ボスは「やれ」と言い、リーダーは「やろう」と言う。 私たちは、生物学的にみても手助けが必要だ 周囲の人を勇気づけ、人間として成長させる能力を、もっと多くの人が身につけるべきでしょう。なぜなら、現代人が心身ともに、健全に活動するためには、周囲の人からの励ましが欠かせなくなっているからです。 ハンス・セリエ博士(ウィーン生まれの医学者)の見解によると、細胞には自己中心性という性質がある、とのことです。その細胞が有機体を作りあげ、他の細胞と同じ環境の中で生きてゆくためには、本能ともいえる自己中心性を、弱める必要があります。そうしないと、有機体に自分ではどうにもできないストレスがたまってしまうからです。 博士によると、これと同じことが人間にも当てはまるそうです。人間の場合、ストレスを緩和する唯一の方法は、周囲の人から好意を持たれるように、よく考えて努力することだというのです。 あなたも、身近な人々を勇気づけ、助言を与えましょう。 人の成長を助けるのを難しく考えないようにしよう 周囲の人たちの成長を手助けするほど、素晴らしいことはありません。 では、そういう人になるには、どうすればよいのでしょうか? それは簡単なことです。まず人を励まし勇気づけましょう。人に寛大になりましょう。話を聴いてあげましょう。相手の気持ちを理解しましょう。相手の立場に立って考え、長所を見つけ出しましょう。夢を持たせましょう。失敗や間違いは忘れてあげましょう。 カール・メニンジャー(アメリカの精神医学者)は、「医者と患者の間には、いつも、手にとって見られない愛情、さまざまな形の愛情がある。医者は患者に愛情を運び、伝える船でなければいけない。この愛情こそ、病気を見つけ、患者に安心感を与え、回復を早めるもので、時には奇跡と思えるような成果をあげるものだ」と言っています。 基本的には人を信頼することです。信頼し合い、尊敬し合うこと、これが、人の成長を促すのに最も重要なカギなのです。 それにはまず、自分が信頼に足る人間に成長できると、信じることです。人が、より豊かな人生を送れるように手助けすることによって、他の人も、そして自分も、人間的に成長するのです。

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