自分の中にもう一人の力持ちがいる。

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feed 自信がある人のように行動せよ (2010/2/4 12:01:11)
自信を持つことについて、もう一度考えてみましょう。 自己改善の方法は、前回述べた読書以外にもいろいろあります。自信を得るための第三段階は、皆さんが何かの専門家になるということです。 人はあることについて、自信を持つと、そのほかのことについても、自信がわいてきます。例えば、皆さんがランの栽培についてプロ並みの腕前を持っているとします。新しい品種を開発した実績があり、品評会で何回も入賞しています。当然のことながら、ランについては専門家としての誇りと自信を持ちます。 そうなると、ラン以外のことについても、自信がわいてくるのです。 ですから、人生に自信を持ちたければ、専門家になるのです。そのためには、まず、今の仕事についての専門家になることです。 そうすれば、その仕事全体について、自信が得られます。 皆さんが、お客様の不平不満を処理する担当者なら、会社の商品、部や課の業務分担、作業工程、会社の歴史や方針などについてよく知っておけば、仕事に大きな自信が持てるでしょう。 営業部員なら、自信を左右するのは、商品についての知識と、その知識をお客様が持っている問題解決に応用する能力です。 もう一度くり返します。自信にあふれた人間になりたければ、その道の専門家になるのです。 次に、自信を育てる第四段階は、「自信がある人のように行動する」ことです。 自信が持てない事であっても、自信があるつもりになって行動すれば、本当の自信がわいてきます。なぜかと言いますと、感情は行動に従うからです。 心の働きを上手に使おうと思うならば、この原理を活用することです。毎日の生活に自信がなくても、自信たっぷりといった顔付きをし、落ちついて行動してみてください。 行動する時は、「私はこういう人間です」、「私は何々(なになに)ができます」、「私は、これこれすることを決意します」、という言葉を使うのです。 そうすると、心は元気づけられ、非常に効果があがります。 例えば、次のように言います。 「私は、どんなに悪い状況に直面しても、恐れず冷静に勇気を持って行動することができます。」 「私は、この状況を必ず乗り切ることを決意します。」 「私は、自分を信頼しています。」 みなさんが、社会的地位の高い人を訪問するのに気おくれすることがあれば、心配な事柄を、全部書き出してみるのです。 次は、その一つひとつについて、どう振舞えばよいかを練習します。そうすれば、自信、つまり、自分に対する信頼感がわいてきます。恐れる気持ちはなくなります。 なぜなら、恐れと自信とは、もともと同居できないからです。 そして、自信のある人の動作を見習うのです。自信のある人は、相手をじっと見て話を進めます。すわる時には、背筋を伸ばし、頭を上げ、上半身は少し前に倒し、手は顔から離すようにします。 劣等感にさいなまれた人は、体を丸く縮こめ、頭を下げています。 歩く時は、体をまっすぐにし、下を向かず、あごを引き締めるのです。人と握手するときは、右手を腰のあたりから前に出し、相手の自を見つめながら、手をしっかりと握るのです。 さあ、自信を得るための最後の第五段階にはいります。他の人とは違う人に、あえて、なりましょう。 自分から進んで他の人と違う人間になることによって、自信を持てるようにするのです。といっても、ただ単に、他の人と違ったことをすればよいのではありません。違い方に一本、筋が通っていなくてはなりません。 他の人の思惑や恐れを捨てて、思いきって自分を変えてみるのです。そして、何かについての専門家になり、自信がある人のように行動するのです。

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