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忍耐の強い人は、何ができるか?(1)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
忍耐の強い人は、何ができるか?(1) (2010/2/10 13:16:33)
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忍耐の強い人は、何ができるか?(1) (2010/2/10 13:16:33)
人は、忍耐力があれば、自分の望むものが、手に入ります。皆さんは今、何を望んでいるのでしょうか?
とてつもない事業をやり遂げることですか? それとも、仕事で成績をあげることですか? そのためには、忍耐力がとても役に立ちます。冷静な判断力と心の安らぎですか?幸福で健康な家庭生活を通して、より豊かな人生を楽しむことですか?
忍耐というのは、怒りがこみあげてきても、あるいは、思うようにならなかったり、失敗したり、邪魔されても、次にチャンスがめぐってくるまで、気持ちを引きたて、じっと耐え忍ぶことです。
我慢できない人は、仕事に着手することはできても、投げ出すのも早いものです。忍耐力のある人しか、物事を成し遂げられません。
人を説得するのにも、リーダーシップを発揮するのにも、この忍耐力は、なくてはならないものです。
忍耐力は、心構えと結びついて、化学でいう触媒のような作用をします。忍耐力が強いと、心構えのうち、今まで目立たなかった働きが強まり、新しいパーソナリティを形成したような効果をあげます。人が変わるのです。
さて、忍耐力を養う方法を学ぶ前に、まず、有名な人たちがどんなに忍耐強かったかを、考えてみましょう。
本居宣長は、「古事記伝」を35年かかって書きあげました。吉備真備は遭唐使に加わって唐に行き、17年間滞在し、新しい文化を持ち帰りました。当時の留学生は、20年ぐらいかかる覚悟で出かけたといわれ、中には阿倍仲蘇呂のように帰国できなかった人もいます。
ダーウィンは、進化論の研究に生涯をささげました。ベートーベンは、どの楽曲も、十数回は、書き直したといわれています。
忍耐なしに成された偉大な業績を、皆さんは何か考えつくでしょうか。エジソンは、電球を発明するまでに、一万回も失敗を重ねましたが、そのエジソンは「世界中の失敗の75%は、もし、人々にやり続ける忍耐力があったならば、全くの失敗に終わることはなかっただろう」といいました。
やりかけている仕事について、見込みがないから、やめよう、というように、器用に頭が働かない、そのおかけで成功する人がいます。
忍耐に忍耐を重ねて仕事を経ける。だから、時として、非常に素晴らしい成功を収めることがあります。
(続く)
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