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小さな冒険をやってみよう(1)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
小さな冒険をやってみよう(1) (2010/4/5 17:39:55)
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小さな冒険をやってみよう(1) (2010/4/5 17:39:55)
人生で本当に望んでいることを夷現するためには、悲観、自己憐憫、疑い、といった消極的な心構えをすべて捨て、自分の望みが実現することを信じ、期待しなくてはなりません。
信じ、そして期待すれば、望みは実現します。といっても、多くの場合、皆さんが予期したとおりに実現するのではありません。
たとえぱ、幸福を期待すると、幸福は思いもよらない方法で、やってきます。このことに、多くの人は、ほとんど気づいていません。健康でありたいと願います。しかし、誰か特定の医者が、私たちを健康にしてくれると期待してはいけません。仕事には、報酬を期待します。けれども、報酬は上司がくれるとは限りません。幸福を期待します。ですが、ある出釆事が起こり、ある状況にならないと、幸福になれない、というものではありません。
さて、積極的な期待を持つための 第四段階は、「頭の中で考えてばかりいないで、実行すること」 です。
ここに、ある研修会に出席した人達が、マイナスの期待について書き残した文章がありますから披露します。
「私の上司は、私を無能だと思っているに違いない」
「私の上司は忙しすぎるから、個人的な相談には乗ってくれまい」
「同僚は、私をゴマスリだとうわさしているようだ」
「人は、私の悪口を言っているに違いない」
いずれも、時々、耳にする言葉です。
これをみると、消極的な心構えが成功を妨げていることが、はっきりと表現されています。何かを成し遂げるためには、行動に移すことです。
どんなに素晴らしい夢、考え、そして期待を抱いていても、それを行動に移さない限り、成功したとはいえません。ところが自分は、他の人から低く評価されているに違いない、と思っていると、積極的な行動がとれなくなります。
第五段階、古くなった自分の殼から抜け出しましょう。
毎日、わけもなく繰り返しているパターンを思い切って変えてみるのです。
毎日の生活で繰り返していることを、こと細かく書き出し、その一つ一つについて、次のような具合に検討してみましょう。
・もっと手際よくやれないものか。
・どうするのが一番良いか。
・毎日決まってやっていることのうち、ほかにやりようのあるものはないか。
・毎日の生活に、新しいスケジュールを持ちこめないだろうか。
このように、意識的に生活様式を変えてみるのです。たとえば、毎朝、玉子を食べているなら、たまには、オートミールにするとか、毎朝家を出る時間を、今までより五分早くするとか、家に帰る時、いっもと違うコースを通ってみるのです。
周りの人たちをびっくりさせるようなことを、計画してみましょう。ちょっとした贈り物をしたり、小さな親切をふりまいたり、ごく身近な人たちや妻、夫、又は上司や部下に、今までにしたことのない、やさしい言葉の一つも言ってごらんなさい。
小さな冒険をしてみるのです。
そうすれば、皆さんの環境は変わり、新しい期待が持てるようになるでしょう。
(続く)
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