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feed 心理的安定感を確立しよう(3) (2009/8/7 15:33:11)
第3条:なくても済むものは、欲しがるな 安定という言葉を聞くと、たいていの人は、環境がどう変わろうとも、今の生活は維持できるという保証のことだと思うはずです。仮に、あなた自身の安定ということについて考えてみても、食べ物を買う金も、住む家もなくて、服はボロボロ、野たれ死にするのではないかと、そんな極端な場合を考えて心配するわけではないでしょう。 おそらく、財産、勤め先での肩書、社会的地位が安泰かどうか、といったことが気がかりなのでしょう。あるいはまた、病気になったり、事故に遭った時、毎月の支払いができるかどうかを案じているのでしょう。 そこであなたに、現在の生活の仕方、お金の使い方、財産などの一覧表を作ってみることをお勧めします。できあがったら、なくても生活に差しつかえのないものをチェックしてみましょう。安定感が持てないとこぼしている人たちの多くが、いざとなればなくても済むものを、なくしたら大変だと、心配していることに気づくのではないでしょう? 第4条:生活には危険が伴うことを認めよ 命は、天から授かったものです。病気にならず、必ず長生きできるという保証は何もありません。だから、人生には、どうしても運、不運がつきまとい、全く危険のない人生なんてあるわけがないのです。 それだからこそ、生きることは、すばらしい冒険でもあるのです。私たちの行く末は不確かであり、挑戦を受け、試練や障害に出会うこともあれば、幸運が転がり込むこともあります。人生は不可思議で、予測ができません。 あなたがいくらがんばってみても、人生からこうした不確実な要素は取り除けないのです。あなたが危険のない人生を望むなら、倒産しそうもない会社に入り、お金をため、二重にも三重にも保険をかけ、ビタミン剤を飲み、雨の日には滑りやすいクツをはかず、車に乗ったら安全ベルトを締めればよいでしょう。それでも不安なら、一日中ベッドの下に隠れていることです。しかし、これほど用心しても、人生から危険をなくすことはできないのです。 あなたが、言いようのない不安にかられるのは、人生に危険がつきものであることを、認めようとしないからです。財産や仕事を失ったり、社会的地位を維持できなくなりはしまいかと心配するからです。けれども、いくら心配しても、こうした危険や不運を取り除くことはできません。心配することが、あなたの恐れる危険に他ならないのです。心配したからといって、あなたの安定感は高まりはしません。 こうすればよいのです。――将来についての目標を作り計画をたてる。その計画に従って、毎日努力精進する。切磋琢磨する。感情を上手にコントロールする。自信と感謝の気持ちを持って生活する。そして、人生にはどうしても避けられない危険があることを、分別を働かせ、勇気を出して、認める…。 安定感は心の持ちようです。自分で作り出すべきものです。社会的地位や財産が、与えてくれるものではないことを忘れないようにしましょう。 安定感は、あなたの信念、才能、知識、そして自信によって育まれるものなのです。

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