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目標設定こそ人生の第一歩
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
目標設定こそ人生の第一歩 (2010/4/15 12:34:07)
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目標設定こそ人生の第一歩 (2010/4/15 12:34:07)
学校から帰る途中の小学生たちが、三々五々連れ立って歩道を歩いている時、後ろから突然、自動車が猛スピードで突っ込み、最後に電柱にぶつかって大破しました。この事故で、多くの子どもたちが重傷を負いました。
その自動車を運転していた人は、事故が起こったとき、心臓発作で既に死んでいたことが警察の調べでわかりました。つまり、自動車には、運転する人がいなかったのです。
これは、無人運転の悲劇ですが、世の中には運転手なしで人生を歩み、破滅的な結果を招いている人がいます。
自動車を運転する時は、どこへ行くのか目的地を決めます。目的地への道順を知らない場合は、地図を見ます。
それから、運転席に座ります。スタータースイッチを入れ、計器類を確かめます。こうして準備が整うと、前もって決めたコースに従い、目的地に向かいます。
皆さんの人生についても、同じことがいえます。人生のある地点から、他(ほか)の地点へ行く時は、しなければならないことは、車で出かける時と同じです。それを知らないため、人生という車を、ガレージから一度も出せずに、一生を終わってしまう人がいます。
また、ガレージから出すことはできても、事故を起こしたり、道に迷ったりする人が少なくありません。
自分の人生の方向を決めるためには、将来を先取りし、予想を立て、計画を練る心構えが必要です。
先取りするということは、自分の将来や、人生の意味について考え、車を運転する時の原則を、人生の歩み方に応用することです。では、これらの道順を一つひとつ、調べてみましょう。
第一段階 目的地を決めます。
自分がどこへ行くのか知らない場合、どのように自分の人生に、意味や方向を持たせられるでしょうか。何をしたいのか、わからないでいる人が、物事を成し遂げられるでしょうか。
どこへ行くのかを決めないで、車を発車させることがあるとすれば、それは、ちょっとその辺までドライブに出かける時でしょう。
人生も、目的地を決めないで営むことはできます。しかし、そのため、繁栄にも、成功にも縁がなく、自分の人生に満足できないまま一生を終えたとしても、世の中の人々や、社会の制度や勤め先の会社を責めることはできません。
目標を設定した人が、目を見はるような成果をあげたからといって、少しも驚くには、あたりません。
目標設定がいかに大事であるかを知らない人だけが、びっくりするのです。
マルコニーは、12歳の時に、無線電信を発明しようと決心しました。彼の時代の有名な科学者たちが、そろいもそろって、この発明に失敗したのを知ってのうえです。
ジョナス・ソークは、小児マヒのワクチンを開発しようという目標を立てました。
フォードは、馬を使わない馬車を作ろうとしました。
ライト兄弟は、空を飛ぶことを目標に選びました。
目標を設定することによって、人生を大転換させた人は、世の中に沢山います。
また、よしんば、設定した目標が達成できなくても、良い結果が得られます。
目標は達成できても、できなくても、人間を変えます。
目標を持っている人々は、目標を持っていない人々よりも、はるかに幸福で、健康です。心豊かな生活をしていて、仕事で成果をあげています。
また、精神的に不安定な人と、そうでない人とを比べたとき、目標を持っているか、いないかが、大きな違いとなっているのです。
(続く)
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