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目標設定こそ人生の第一歩(2)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
目標設定こそ人生の第一歩(2) (2010/4/22 12:51:09)
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目標設定こそ人生の第一歩(2) (2010/4/22 12:51:09)
さて、目標を選んだら、今度はそうした自標に向かって進む自分についてのイメージ、すなわち自己イメージを描きましょう。
それに最も良い方法は、目標ノートを作ることです。
ノートを一冊用意して、目標ノートというタイトルを付け、最初のページに、皆さんの目標を書くのです。
次に、その目標を達成すると、あとはどうなるか、その関連が一目(ひとめ)でわかる写真なり、絵なりを探し出して下さい。
自分の家を建て替えたければ、できあがった家は、こんな具合になる、という絵や写真を探し、それが見つかったら、目標ノートに貼るのです。そして、時々、このノー卜を開いて、その絵や写真を見つめるのです。
そのイメージが心にしっかりと根づけば、今後のあなたの行動や人生に、とても強力な効果を及ぼします。
第二段階 道順を計画します。
目標を達成するためには、自分が持っているすべての能力、素質、知識、そしてエネルギーを利用して、プランを立てなければなりません。その際は、大きな目標は、多数の小さな目標に分けると、実行しやすくなることに、すぐ、気がつくはずです。
最初は、手に負えないと思った仕事でも、それを小さい部分に分けて、一つひとつ取り組んでゆけば、やり遂げられるものです。
ところが、大抵の人は、仕事の全体を見て、これは大変だ、とびっくりしてしまいます。
ある柱時計が、初めて壁にかけられた時の話をしましょう。この時計は、毎秒2回、カチカチと時を亥1Jみます。
壁にかけられた柱時計は、こんなことを考えました。「毎秒2回なのだから、一分間に120回、一時間だと7,200回もカチカチさせなければならないのか。24時間で17万2,800回、一年間で6,307万2.000回、十年間だと、なんと6億3,072万回にもなるんだな」。
柱時計は、暗算しているうちに、くたびれてしまいました。そして、我に返った時、その時計はハッと思い当りました。「私は一度に一つ、時を刻みさえすればよいのだ」、と。
それから100年経った今でも、その柱時計は、相変わらず時を刻でいます。
仕事の量に驚いて、やる気を失う人は、仕事の目標と目的を一緒に考えているからともいえます。人生の目標と目的の違いについても、同じような事がいえます。
仮にあなたが、フランスに憧れ、パリのオートクチュールで仕事をしたい、という夢があったとします。その場合、あなたの人生の目標は「パリで一流のデザイナーとして認められたい」ということであり、目的は、「デザインを通して美を追究し、人々のしあわせに貢献したい」ということになります。
つまり、目標というのは、あなたの努力の到達点を指しており、目的とは、なぜそうしたいのかという意味づけや価値観にかかわる事ともいえます。
ですから、みなさんは目標設定を明確にすると同時に、何のためにその目標を達成するのかという意味、つまり人生の目的をはっきりさせてください。そして、一歩ずつ前進しましょう。
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