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人生は安全ルールを守って運転するように(1)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
人生は安全ルールを守って運転するように(1) (2010/4/30 14:58:20)
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人生は安全ルールを守って運転するように(1) (2010/4/30 14:58:20)
ある日、マネジメント・コンサルタントのアイビー・リー氏とベツレヘム・スチール社のシュワッブ社長とが話し合っていたときのことです。
リー氏はシュワッブ社長に1枚の白い紙を手渡して言いました。
「社長さん、この紙にあなたが明日しなければならない最も重要な仕事を6つだけ選んで書き出してください」
シュワッブ社長が書き終えると、さらに「重要な順に番号をつけてください」と言いました。
彼は言われた通りにしました。すると,リー氏は次のように指示しました。「その紙をあなたのポケットに入れてください。明日、それを開いてみて、1番重要な仕事に手をつけなさい。それが完全にできあがるまでやり続けなさい。終わったら、2番目に重要な仕事を始めなさい。同じようにして3番目へ進みなさい。6つ全部終えることができなくても、心配するにはおよびません。なぜなら重要な順に仕事を片づけたのですから。私の言ったことに納得がゆきましたら、授業料はいくらぐらいに相当するかを判断されて、私あてに小切手を送ってください」
2週間後、シュワップ社長は2万5千ドルの小切手を送り、「こんなすばらしいアイデアを聞いたのは初めてだ」と書き添えました。
シュワップ社長は、それから5年の間に、自分の会社を世界でも一流の企業に育てあげました。
みなさんは、いつでも、その時点で目標達成にもっとも重要な仕事をしているように計画をたてる必要があります。もし目標達成の計画がまとまらない場合は、目標を少し修正するなり、改めるなりして、もう一度計画をたててみなさい。
実行可能な計画をもっていないと目標の達成は望めません。計画を練るときは、ほかの人に意見を聞いたり、自分で実地に調べたりして、現地に着くための最上のプランをつくってみようという意気ごみで行うのです。
第三段階、運転席に座ります。
人生の目的を達成するには、運転する人が必要です。腕に自信のある人は、自分が運転席に座るのです。自信がない人は、だれか、ほかの人の援助がいります。その人に運転席に座ってもらうのです。
多くの人は、ここで行き詰まります。自分以外の人を運転席に座らせて、その人だけが、世間から認められてしまったら、大変だ、と思い、座らせようとしません。しかし、運転席には、目的地や道順を知っていて、運転もできる人が、だれか座っていなければなりません。
自分よりもっと上手な運転手が座ったほうがよいとわかったら、援助を得たいと思う人のリストを作って、その中から人選するのです。
(続く)
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