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自己イメージと自己宣言(1)
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
自己イメージと自己宣言(1) (2010/5/20 13:01:14)
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自己イメージと自己宣言(1) (2010/5/20 13:01:14)
さて、皆さんに是非やっていただきたいことがあります。
それは、皆さんの実生活の中でどんな状況にぶつかっても、人生を豊かで、意義深いものにするために、前向きで、はっきりと描ける「自己イメージ」を持つことです。
そして、もし、自分自身についての消極的なイメージを持っているとしたら、それを捨て去るのです。
自分がなりたいと思う人間のタイプをはっきりと決めるのです。それが決ったら、そのイメージを具体的に表すものを、実際に集めてみるのです。
タヒチ島で休暇を楽しみたいのなら、タヒチの写真を手に入れることです。
新しい車が欲しければ、その写真を手に入れるのです。
皆さんが身に付けたいと思う技術や、見習いたいと思うパーソナリティがあったら、今それを現に持っている人々、つまり、オーソリティやヒーローを探し出し、その人たちの写真を集め、ノートなどに貼るのも、よいでしょう。
もっと効果的にするには、それらを自分の部屋の壁に飾ることです。このように、「自己イメージ」を描くことは、人生で成功しようと志す人が行う重要な第一段階のテーマです。
次に第二の段階は、「自己宣言」をすることによって、さらに「自己イメージJを強化することです。
「自己宣言」というのは、皆さんが将来どういう人間になりたいかを、言葉を使って、積極的に表現することです。
なぜ「自己宣言」するかといいますと、私たちが考えたことはすべて意識・無意識の心の力によって、その通りに実現するからです。
2種類の自己宣言
一つは、毎日の生活で出会うさまざまな状況に対して、積極的に反応する人間になるために使います。「私はこれこれのことをする」、という目的のはっきりした自己宣言です。
しかし、自己宣言をしたからといって、怒り、不満、短気、緊張感などの消極的でマイナスの感情が、すぐになくなるわけではありません。けれども、そういう自己宣言を繰り返していると、ついには必ず、宣言したとおりの人間になります。
消極的な感情は誰にでもあるものです。
ですから、それを押さえつけたり、そんな感情はないと、自分をだましてはいけません。そんな場合、私たちは次のように自己宣言をしてみるのです。
「私は、自分の心が感じてしまうことは、どうすることもできない。しかし、どのように考え、どう行動するかは、自分で自由に選ぶことができる。」
そして、この自己宣言に続けて積極的な行動をするという決意を宣言するのです。
たとえば、誰かほかの人があなたをイライラさせたり、怒らせた時はこう言うのです。「私はがまんしよう。そして、なぜこの人が、こんな行動をするのかを考えてみよう。」
(くり返す)
この自己宣言は、皆さんが自分を自分の力でコントロールするために使います。この「自己宣言」を繰り返していると、皆さんは、より、積極的な人間に変わり、今までの欲求不満、緊張、不安、いらだち、短気、そして怒りが自分でもびっくりするほど減ります。
次に、二種類のうち、もう一つの自己宣言ですが、これは基本的な自己宣言といい、私たちの心の奥深くに影響を与え、心構えを再編成する働きをします。
基本的な自己宣言をするとき大切なことは、あなた自身が完全にリラックスし、自分ひとりに気持ちを集中して、宣言をくり返すことです。
戸を閉めるのも一つの方法です。心の安らぎ、静けさ、孤独な環境の下で、心の内部をのぞきこみ、外の世界を締め出せ、という意味もあります。
積極的な自己宣言に慣れてきたら、車の中、居間や、公園のベンチでも、またお茶を飲んでいる時でも、自由にできるようになります。けれども、この方法を身に付ける練習をする時は、いつも理想的な条件のもとで、行ってください。これから、述べることをまず、あなたの寝室で聞きながら行うのがよいでしょう。
それでは、自己宣言の具体的な練習方法については、次回で。(続く)
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