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feed どうしたら、プロになれるか (2010/7/30 9:58:27)
さて、皆さんは、これまでにたくさんのセールス仲間と接してきて、おそらくこんな確信を得られたことと思います。それは、自分の知識や技能を狭い枠に閉じ込めていたのでは、すぐれたセールスパーソンにはなれない、ということです。 皆さんはどんなセールスパーソンになりたいと思っていますか? 理想的なセールスパーソンの特徴についていろいろとあげられると思います。しかし、こうした特徴も、せんじつめれば“プロフェッショナルである”という一言に要約できるのではないでしょうか?  私たちはこの言葉をよく耳にします。どんな企業も組織もプロフェッショナルであることを要求されます。能力のない人間や不真面目な人間は「プロの風上にもおけない」と非難されます。 しかし、「プロ」という言葉の正確な意味を理解している人は、ほとんどいません。人それぞれ思うことがらが違っているのです。それでは、あなたにとって「プロ」とはどういう意味でしょうか? それをこれから考えてみましょう。 「プロ」と聞いて、すぐ思いうかぶのは、正直であること、性格に裏表がないこと――この二つではないでしょうか? この二つをかね備えて、初めて相手の信頼という、プロに欠かせない条件を手に入れることができるのです。 このほか、お客様に対する心づかいと責任感、そして強い倫理観が要求されます。倫理観とは、「善悪をしっかり判断できる能力」と言い換えることができるでしょう。 ほかにも、プロに求められる特質や行動規範はいろいろあります。しかし、プロのようにふるまうことと、プロであることとはまったく別のことです。 たとえば、プロのテニス・プレーヤーのようにふるまうことはできます。テニスウェアに身をまとい、ラケットを持ってコートに入り、ゲームのルールを守ればよいのです。しかし、それでプロの選手になったとは言えません。プロになるには、何万回、何十万回となくショットを打ち、たゆまぬ練習と自己規律によって、一定のレベルの技能を身につけなければなりません。 また、白衣を着、ゴム手袋をはめて病院の廊下を行ったり来たりしても、それで外科医になれるものではありません。プロの外科医になるには、何年ものあいだ医学を勉強し、実習し、経験を積まなくてはなりません。 セールスも同じです。きちんとした身なりをし、誠実な態度で折り目正しくふるまい、価格表を小脇にかかえて、あちこちの家を訪問して歩くのはたやすいことです。こうすれば、プロのように見せかけることはできます。しかし、コミュニケーション技術の知識、経験、訓練なしには、本当のプロとは言えません。 幸い、セールスの技能は、スポーツや他の専門職と比べて、短期間に習得することができます。とはいえ、かなりの時間と努力が必要なことも確かです。 ところで、もう一つ忘れてならないことがあります。それは、プロになれば収入がよい、ということです。そしてもう一つ。これは、ややもすれば見落とされがちなことですが、プロは助け合いながら向上していくものです。

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