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feed 心理的安定感を確立しよう(1) (2009/7/30 8:55:09)
新聞を開くと、しばしば、会社の倒産や工場閉鎖の記事が載っています。サラリーマンの中には、こうした記事を読んで、不安にとりつかれ、将来が心配になって、動揺する人がいます。 また、反対に、泰然としている人もいます。そういう人は、会社に寄りかかって生きていな自信があり、ゆるぎない安定感を持っているのでする。 心の安定は、金とか会社といったものに支えられているわけではありません。私たちの心の動きによって生まれるものです。これは、人々があまり気づいていない点ですが、心の安定とは、自分で自分をどう思うかという、一種の感情なのです。 銀行に預金さえしてあれば、自分は大丈夫だと信じている人は多いでしょう。ところが、財産などほとんどないのに、ウォール街の大金持ちより、ずっと心が安定している人もいます。実際、1929年の大恐慌の時、ウォール街の金持ちたちの中には、巨額の財産を失ったため、心の安定感までなくして、窓から身を投げた者がいました。 事業に失敗したある男の話があります。彼は、自分がすっからかんになってしまったといって、自殺しました。ところが、妻には、実に5万ドル相当もの土地を残していたのです。 多くの人にとっては、この遺産の数分の一、数十分の一のお金で、十分に安定感を持てるものです。ところが、彼の場合、そうはいかなかったのです。本当の意味で心の安定感を知らなかったからです。 お金を使えばなくなるし、盗まれたり、落としたりすることもあります。しかし、本当の心の安定感は、そんなことで弱まることもないし、なくなることもありません。危険に臨んだ時にこそ、心の支えとなるものなのです。 心の安定感は、人につくってもらうものではありません。自分の考えと行動に注意を払い、調和のとれた、粘り強い心構えを持つことによって、育つ感情なのです。それは、自分は人々に奉仕する能力があるとか、仕事ができるといった自信です。あるいはまた、人の役に立つ、有用な人間なのだという確信です。安定感は、こうした自信、信念、確信にあふれた心構えに支えられて、できあがります。 こうした心の安定感は、次の4ヶ条のプログラムを実行に移せば、強く育てることができます。このプログラムを活用すれば、自信が生まれ、そして、その自信に共鳴して安定感が強化されるのです。(続く)

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