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知識こそがプロの誇り
GDIブログ・げん氣の扉
(2017/3/30 10:00:33)
知識こそがプロの誇り (2010/10/7 17:58:27)
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知識こそがプロの誇り (2010/10/7 17:58:27)
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セールスと月旅行とは、もちろん違います。しかし、あなたが宇宙船や乗務員についていろいろ心配を持つように、お客様もまた、あなたとあなたの商品にいろいろな不安を持っています。買おうかどうかと迷っている時には、さまざまな疑問が思い浮かんでくるものです。br
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宇宙への旅と同じように、ある品物を持つということは、その品物といっしょに旅をすること、と考えることができます。どんな品物といっしょかによって、その旅は、この上なく安全で満足いくものにも、危険がいっぱいの、苛立たしいものにもなりうるのです。br
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セールスパーソンとは、こんな旅のガイドだと言うことができます。よい旅ができるかどうかは、みなさんの腕ひとつです。お客様は口にこそ出さなくても、心の中はあなたとあなたの宇宙船について聞きたいことで、うずうずしているのです。br
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この旅行社は信頼できるだろうか? ガイドはどのくらいの経験がある人なのだろうか? はたして、お客様の安全と興味を第一に考え、満足のいく旅をさせてくれるのだろうか?br
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お客様の頭を占領しているこんな疑問に、セールスパーソンである皆さんは、どう答えられるでしょうか? これまでどんな経験を積んできましたか? お客様である私を大切にしてくれますか? 私の疑問に丁寧に答えて、私が結論を出すまで、じっくり待ってくれますか? 私の抱えている問題やニーズを理解してくれますか? 自分の扱扱っている商品を、どの程度よく知っていますか?br
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知識こそがセールスの力です。あなたはまだ、これといった客筋もなく、お客様の応対にも慣れていないかもしれません。しかし、商品に関する知識だけは、努力さえすれば、いくらでも身につけることができるのです。br
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商品の内容や特長をセールスに生かすには、まず商品そのものを知ることです。これはプロの条件の中で、いちばん重要なものではないでしょうか。もしあなたが手術を受けなければならないとき、担当の医者を3人の中から選ぶように言われたら、まず第一に、だれが自分のことをいちばんよく知っているかを考えることでしょう。弁護士を頼むときも同じです。br
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もし、あなたがセールスの経験が浅いとか、若過ぎるとか、年を取り過ぎているとか、自信が持てないとか、将来に希望が持てないとか、こんなことで弱気になっているとしたら、まず自分の商品について勉強することです。そうすれば、こうした障害は、かならず乗り越えることができます。br
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セールスのプロになろうと思うなら、たえず研究し、実践し、学んでいく決意を持たなければなりません。br /
セールスの世界を語るとき、よく引き合いに出される話をご紹介しましょう。br /
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ある男がこの仕事に入り、最初の1年間、無我夢中で商品の勉強をしました。セールスの成績はどんどん上がり、暮らしもよくなりました。テレビ、テニス、家族との団らん、友だちとのつき合いを楽しむ余裕もできました。br
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しかし、その代わりり、勉強の方はだんだんおろそかになっていきました。何年か経って、この人はお客様にこう自慢していました。br
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「私は20年もこの会社でセールスをしているんですよ」br /
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ところが、事実は、最初の1年を20回繰り返したに過ぎません。なぜなら、最初の1年で、学ぶことも成長することも、自分の可能性を切り拓くこともやめてしまったからです。br
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セールスの世界では、成長するか衰えるか、前進するかとどまるかの二つに一つです。しかし、今日のように急速に進歩している社会では、とどまることは、すなわち、後退することです。br
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あなたが自分の扱っている商品やサービスについて、できるだけたくさん、いろいろなことを知っておくことは、お客様に対する責任です。しかし、それ以上に、あなた自身に対する責任でもあります。なぜでしょうか? br
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その答は、そうすれば、あなた自身が自分を好きになれるからです。自分の人生を賭けた仕事に、誇りを持つことができるようになれるからです。br
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「では、どれだけ知っていれば十分なのだろうか?」という質問に対する答も、ここからおのずと出てきます。他の人を見て、「自分よりよく知っているな」と感じたとき、あるいは、「これは本当は知っていなければならないことなのだが」と思ったとき、心の中の小さな声に耳を傾けてください。その声は、きっとこう言っているはずです。研究しなさい、質問しなさい、と。br
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その努力は、必ず報われます。知識が増えれば、それだけセールスの成績も上がります。しかし、それよりももっとうれしいことは、自分は自分にできる最高のものを目指して努力しているのだ、という実感が、心を満たしてくれることなのです。br
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