div class_='wiki'企業家精神の旺盛な人は、より質の高い仕事を残そうとする傾向があります。そうした価値の伝承は、西欧での場合は、中世都市のギルド制度やドイツではマイスター制度の職人文化や技術の中で培われてきたものともいえます。br / /divbr / div class_='wiki'日本の場合は、匠の技術、すなわち匠術の中でそうした伝統を維持し、より高度なかつ芸術的なものづくり精神が伝承されています。考えてみれば、縄文時代からすでに芸術性のある土器を創り、創造することの喜びを見出していました。br / /divbr / div class_='wiki'そこに匠術の原点があるともいえます。こつこつ努力を重ねて、創意工夫・改善をしながらより良いものをつくる精神構造が養われていたのです。br / /divbr / div class_='wiki'この匠術、Technologyに対してのTachminologyは、西欧のものづくりとは共通点もありますが、異なった概念も含まれているように思えます。西欧と日本のものづくりの共通点や相違点についての検討は、今後の課題として、これから匠術は日本独特のものづくりの概念として発展させ、世界に紹介することができます。br / /divbr / div class_='wiki'企業家精神の持ち主は、日本が世界に誇れる「ものづくり」の伝統を、この匠術、すなわちTachminologyの中でより完成度を高め、「ものづくり」以外の分野にもその心（マインド）を応用し、社会に貢献して欲しいものです。br / /divbr / div class_='wiki'官僚主義者にそのことを期待するのは、無理ではないかと思います。彼らは、仕事の任期が短期のため、より芸術性のあるレベルまで仕事の質を高める余裕がないからです。br / /divbr / div class_='wiki'（続く）br / /div